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タントのエンジンがかからない原因とは?型式別の特徴と対処法を解説

タントのエンジンがかからない原因とは?型式別の特徴と対処法を解説

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ダイハツのタントは、広い室内空間と使い勝手の良さから幅広い世代に人気の軽自動車です。通勤や買い物、送迎など毎日の生活で活躍している方も多いのではないでしょうか。
そんなタントですが、ある日突然エンジンがかからなくなることがあります。
「昨日まで普通に乗れていたのに急に始動しない」「スタートボタンを押しても、またはスイッチを回しても反応がない」「セルは回るのにエンジンがかからない」など、症状はさまざまです。
エンジンがかからない原因はひとつではなく、バッテリーの劣化やスマートキーのトラブル、電子制御システムの異常など複数の可能性があります。また、タントは世代によって採用されている装備が異なるため、型式ごとに発生しやすいトラブルも変わってきます。
今回は、タントでエンジンがかからなくなった際に考えられる原因や確認方法、年式ごとの特徴について詳しくご紹介します。

目次

タントでエンジンがかからないときにまず確認したいこと

エンジンが始動しないと焦ってしまいますが、まずは落ち着いて車の状態を確認することが大切です。
同じ「エンジンがかからない」という症状でも、バッテリーが原因なのか、電子制御系統の不具合なのかによって対処方法は大きく異なります。
まずは車両がどのような反応を示しているのかを確認してみましょう。

メーターやライトの点灯状況を確認する

最初に確認したいのがメーターパネルやライト類の状態です。
スタートボタンを押したり、ツイストスイッチを回したりした際にメーターがほとんど点灯しない場合は、バッテリー上がりの可能性が高くなります。
ルームランプやヘッドライトが暗い、あるいはまったく点灯しない場合も同様です。
一方で、メーターは正常に表示されているのにエンジンが始動しない場合は、別の原因が考えられます。スマートキーの認識不良やブレーキスイッチの故障、セルモーターの不具合などが代表的です。
また、警告灯が複数点灯している場合は電子制御系統に異常が発生している可能性もあります。
近年のタントは電子制御化が進んでいるため、警告灯の情報は原因を特定する重要な手がかりになります。

セルモーターの音を聞いてみる

エンジン始動時の音も重要な判断材料です。
「キュルキュル」とセルモーターが回る音がする場合は、バッテリー以外の原因である可能性があります。
燃料ポンプや点火プラグ、イグニッションコイルなどの不具合が考えられます。
反対に「カチッ」という音だけでセルが回らない場合は、バッテリー不足やセルモーター本体の故障が疑われます。
まったく無音の場合は、スマートキー認識不良や電源系統のトラブルの可能性があります。
修理工場へ相談する際も、この音の違いを伝えることで診断がスムーズになります。

タントに多いバッテリー関連のトラブル

タントでエンジンがかからない原因として最も多いのがバッテリーの不具合です。
特にアイドリングストップ搭載車では、一般的な軽自動車よりもバッテリーへの負担が大きくなる傾向があります。
タント特有の事情も含めて見ていきましょう。

アイドリングストップ車はバッテリー負担が大きい

LA600SやLA650Sなどのモデルではアイドリングストップ機能が採用されています。
信号待ちなどでエンジンを停止・再始動する仕組みのため、バッテリーには大きな負荷がかかります。
近所への買い物や送迎など短距離移動が中心の場合、十分に充電されないまま使用が続き、性能低下を招くことがあります。
その結果、ある日突然エンジンが始動しなくなるケースも珍しくありません。
最近セルの回りが弱いと感じていた場合は、バッテリー劣化のサインかもしれません。

タントカスタムは電装品による負担も増えやすい

タントカスタムは快適装備が充実しているため、標準モデルより電装系への負担が大きくなることがあります。
ナビゲーションやドライブレコーダー、ETC、後付けLEDなどが装着されている車両では待機電流が増加しやすくなります。
中古車の場合は前オーナーによる追加配線が残っているケースもあり、知らないうちにバッテリーへ負担がかかっていることもあります。
バッテリー交換をしても症状が改善しない場合は、電装品の点検も必要です。

スマートキー搭載車ならではの始動トラブル

現在流通しているタントの多くはキーフリーシステムを採用しており、年式によってプッシュスタート式とツイストスイッチ式があります。便利な機能ですが、従来のキー式にはなかったトラブルが発生することもあります。
エンジン本体に異常がなくても始動できないケースがあるため注意が必要です。

スマートキーの電池切れで認識できないことがある

ドアの開閉はできるのにエンジンがかからない場合、スマートキーの電池消耗が原因かもしれません。特にLA600SやLA650Sでは、キーの電池残量が低下すると車両との通信が不安定になることがあります。メーター内にキー認識に関する表示が出る場合もあります。
スマートキーの電池が切れていても、キーのダイハツマークがある面をスタートボタンに直接接触させることで、車両がキーを認証し、エンジンを始動できる場合があります。ただし、これはあくまで応急処置のため、始動後は早めに電池交換(CR2032など)を行いましょう。

ステアリングロックが解除できない場合もある

プッシュスタート車で比較的よく見られるのがステアリングロックです。
駐車時にハンドルへ力がかかった状態で停車すると、ロックが強くかかることがあります。
この状態ではスタートボタンを押しても反応しないことがあります。
ハンドルを左右に軽く動かしながらスタートボタンを押すことで解除できる場合があります。
故障と勘違いされやすい症状ですが、比較的簡単に解決するケースもあります。

ブレーキスイッチ不良も見逃せない

タントはブレーキペダルを踏みながらスタートボタンを押す仕組みです。
ブレーキスイッチが故障すると、ペダルを踏んでいても車両側が認識できません。その結果、エンジン始動ができなくなります。
車内で確認する際は、メーター内の「ブレーキを踏んでください」というインジケーター(足のマークなど)が消えるか、またはスタートボタンの緑色のLEDランプが点灯するかを確認してみましょう。もしブレーキを踏んでもこれらが反応せず、車外のブレーキランプも点灯しない場合は、ブレーキスイッチや関連回路の不具合が考えられます。

型式ごとに異なるタントの故障傾向

タントは長年販売されている人気車種のため、型式によって特徴が異なります。
中古車市場でも流通量が多いため、自分の車がどの世代なのか把握しておくとトラブル時の参考になります。

L375Sは経年劣化による部品故障やキーの仕組みに注意

L375Sは現在でも多く見かける人気モデルですが、初年度登録から10年以上経過している車両も多く、セルモーターやオルタネーター(発電機)などの経年劣化による故障が増えてきます。バッテリーを交換しても改善しない場合は、充電系統の点検やイグニッション系統の部品交換が必要になることがあります。
また、L375Sではツイストスイッチ式のキーフリーシステムを採用したグレードが多く見られます。もし鍵の電池切れでつまみが回らない場合は、カードキーに内蔵されているメカニカルキー(物理キー)を抜き出して差し込み、回す必要があります。現行型とは応急処置の始動方法が異なるため注意しましょう。

LA600Sはアイドリングストップ関連の不具合に注意

LA600Sは燃費性能向上のためアイドリングストップ機能が搭載されています。
そのため、専用バッテリーの劣化による始動不良が比較的多く見られます。
バッテリーが弱っていても通常走行はできるため、気付かないまま使用しているケースも少なくありません。
定期的な点検によって予防することが重要です。

LA650Sは電子制御システムの診断が重要

現行型に近いLA650Sは安全装備や電子制御機能が大幅に増えています。
そのため、故障診断には専用の診断機が必要になるケースもあります。
警告灯が点灯している場合や原因が特定できない場合は、早めに整備工場へ相談することをおすすめします。
無理に何度も始動を試みると、バッテリー消耗が進み症状が悪化する可能性もあります。

エンジンがかからないときは早めの点検がおすすめ

エンジン始動不良は、バッテリー交換だけで解決する場合もあれば、セルモーターや燃料系統の故障が隠れている場合もあります。
症状が一時的に改善したとしても、再発するようであれば点検を受けることが大切です。
特に中古車は使用環境や整備履歴によって状態が異なるため、専門知識を持つ整備士による診断が安心につながります。
ヤシルオートエンタープライズでは、中古車販売だけでなく車両の点検やメンテナンスに関するご相談にも対応しています。愛車を長く安全に乗り続けるためにも、気になる症状があれば早めに確認することをおすすめします。

タントのエンジンがかからない まとめ

タントのエンジンがかからない原因には、バッテリー上がりやスマートキーの電池切れ、ブレーキスイッチの故障、セルモーターの不具合などさまざまなものがあります。
特にタントはアイドリングストップやスマートキーを搭載した車両が多く、一般的な軽自動車とは異なる原因で始動できなくなることもあります。また、L375S・LA600S・LA650Sでは発生しやすいトラブルにも違いがあります。
エンジンがかからない場合は慌てずに症状を確認し、必要に応じて専門業者へ相談することが大切です。ヤシルオートエンタープライズでは中古車選びからメンテナンスまで幅広くサポートしていますので、タントの不調でお困りの際はお気軽にご相談ください。

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